朝ごとの食物

一つ思いと使徒行伝の極めて重要な面

8月の祈り1日

(国際長老責任者訓練 メッセージ6 第5日)

 

主は彼の恵みの言を証しされました

 

使徒14:3

それでも、彼らはかなりの期間とどまって、主にあって大胆に語っていた.主は……彼の恵みの言を証しされた。

 

使徒 26

そして、そこからアンテオケに船で渡った.そこは、彼らが成し終えた働きのために、神の恵みにゆだねられて送り出された地であった。

 

「わたしたちは、3節にある「彼の恵みの言」という表現の意義を見る必要があります。「彼の恵みの言」という句は、ある時代に関する特定の点を示しています。主の恵みの言は、律法に置き換わります。パウロを動機づけ、彼の中で活動していた恵みは、生けるパースン、復活したキリスト、父なる神の具体化であり、すべてを含む命を与える霊と成って、彼のすべてとして彼の中に住んでいました(Ⅰコリント15:10)」。

 

 主イエスよ、あなたを愛します。律法に置き換わった主の恵みの言を感謝します。主よ、あなたはすべてを含む命を与える霊と成って、わたしたちの中に住んでおられます。わたしたちの中のこの恵みを、生けるパースン、復活したキリストとして、日ごとの生活において経験し、享受することができますように。

 

この恵みによって、パウロはすべての使徒よりも多く労苦しました

 

 [使徒行伝第14章26節で述べられた]この恵みとは、復活したキリストが命を与える霊と成って(Ⅰコリント15:45)、復活における手順を経た三一の神をわたしたちの中へともたらし、わたしたちの命と命の供給となって、わたしたちが復活の中で生きるようにすることです。ですから、恵みとは、わたしたちの命またすべてとなられる三一の神です。

 

 この恵みによって、罪人のかしらであるタルソのサウロは(Ⅰテモテ1:15-16)最も前面の使徒となって、すべての使徒よりも多く労苦しました(Ⅰコリント15:10)。この恵みによる彼の務めと生活が、キリストの復活にとって否定することができない証しでした。彼を動機づけ、彼の中で活動した恵みは、……それは生けるパースン、復活したキリスト、父なる神の具体化であり、すべてを含む命を与える霊と成って、彼のすべてとして使徒の中に住んでおられました。(「使徒行伝ライフスタディ(2)」、第40編)

 

(JGW日本福音書房 回復訳聖書より)